歴史カレンダー 1月17日 湾岸戦争勃発(添付動画も見るとより詳しく知れるよ)
歴史カレンダー 1月17日
1874年 板垣退助、後藤象二郎らが日本政府に民選議員設立建白書提出
1917年 アメリカがデンマークのヴァージン諸島を2500万ドルで買収
1979年 第二次オイルショック:日本への石油供給量削減を国際石油資本から通達
湾岸戦争は、イラクがクウェートに侵攻し、その応戦として日本も含む30カ国以上によって編成された多国籍軍がイラクへ空爆を行ったことにより本格的に開戦した戦争です。イラクはクウェートのもつ豊富な石油による利益を求めて戦争を決断しました。
しかし本来、イラクも油田をいくつも持つ産油国であり資金に困ることはそうそうないはずなのです。イラクがこの戦争に踏み切るまでに困窮した理由は主に2つあります。1つは1980年に開戦したイランイラク戦争による国力の疲弊。もう1つはその戦争でアメリカから武器や軍隊、多額の資金を援助されたことにより大きな借金を持ってしまったことです。つまり、湾岸戦争が起こってしまった要因の1つはアメリカだと言えるのです。
ここで、なぜアメリカが遠く中東の地方戦争に資金援助を施したのでしょう。そこにあるのが、戦争ビジネスとも呼ばれる戦争のもう1つの側面なのです。